東北信地域糖尿病療養指導士

育成講習会受講および認定資格更新のご案内

 糖尿病は世界中でその患者数が激増し、日本でもご存知のように合併症で苦しむ人は後を絶ちません。糖尿病対策、糖尿病医療には多職種間、他施設間の連携とチーム医療が必須であり全国レベルでは2000年から日本糖尿病療養指導士(CDE-J)が認定され活動しています。

糖尿病専門の医療機関のみならず、地域の医療・保健・福祉関連の現場でも糖尿病の知識・技能はますます必要とされてきています。そこで東北信地域では糖尿病専門医、CDE-Jが中心となって、2008年4月に東北信地域糖尿病療養指導士(L-CDE)育成会を発足しました。一定の講習を受け、認定試験に合格した人にL-CDEの資格を授与するもので、現在300名以上のL-CDEが地域で活躍しています。昨年度は、新型コロナウィルス感染症蔓延防止の観点から、1年間活動を休止しました。未だこの感染症との闘いは終わるどころか、感染者は8月に入り過去最多となっている状況です。しかしながら、糖尿病患者の重症化予防、地域医療の堅守は歩みを止めるわけにはいきません。コロナ禍の活動再開・新しい取り組みとして動画配信による東北信地域糖尿病療養指導士の育成講習会を計画しております。9月末日までに受講申込みをして頂き、受講者に受講用パスワードと資料を郵送し、12月にホームページ上でYouTubeを用いて配信し、受講者に各自視聴して頂きます。

受講・受験資格は5職種(看護師・保健師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士)の他にも東北信地域で働く医療従事者で糖尿病に関する知識・技能を修得したい方はどんな職種であっても大歓迎です。東北信の市町村や郡市医師会、関係医療機関におかれましては所属スタッフの方々に周知頂き、受講・受験をお勧め下さい。自己研鑽のための講習会受講も歓迎いたします。またこの講習会は、既にL-CDEの資格をお持ちの方の認定資格更新のための講習会としても受講者を募集していますので周知頂ければ幸いです。

R3 育成講習会カリキュラム

Ⅰ育成講習会 受講申込書2021

1年間の活動休止に伴う主な留意点